「マルタで日本人夫婦が出産した場合、出生届や結婚証明書の手続きはどうすればいいの?」
そんな疑問を持つ方に向けて、私たちが実際に体験した出産後の手続きを詳しくまとめました。
この記事では、マルタでの出生登録方法から、アポスティーユの取得、日本への出生届の提出までを分かりやすく解説します。
マルタ政府への出産登録は?
マルタでは出産後5日以内に出生登録をする必要があります。出生登録はMater Dei内のIdentitaで可能。
その時は以下の書類が必要です。
- 病院から発行される出生通知書
- 両親のID
- 両親のパスポート
- 結婚証明証
- 登録料(確か5€以下)
結婚証明書をゲットするのに苦労した話
私たちの場合出産後結婚証明書が必要だということを初めて知りました。調べると日本の戸籍をもとに大使館で発行してくれるとのこと(ちょうど出産と同時期にマルタに大使館ができた)
急いで日本の両親に連絡して戸籍を送ってもらうことに。ちなみに期限内に絶対に間に合わないからIdentitaに聞くといくらでも待つよ。とのこと。
できた書類をもとに結婚証明書(Marriage Certificate)を発行してもらいました。
大使館の書類は無効
書類を持って再度申請。この時すでに出生後1ヶ月くらい。しかし大使館の書類は無効でアポスティーユが必要だと言われます。
アポスティーユとは?
書類を発行した国が「この公文書は本物ですよ」と証明するために付与するもので、この証明があることで、海外の提出先で、その書類が本物として通用するようになります。
この時急いで大使館に電話するとアポスティーユは日本の外務省でしか押印できないとのこと。絶望です。最悪のケース、結婚してない程で登録する?という話もしました。
行政書士に依頼
アポスティーユを取得する方法を探すと、親に代行してもらうか行政書士に依頼をするか。そこで私たちは行政書士に依頼しました。戸籍を再度取って行政書士に郵送。それを行政書士が英訳し私文書としてアポスティーユを押してもらう。
結婚証明書と言われたけれど戸籍謄本の和訳で対応しました。公文書で押してもらってマルタで英語翻訳してもらうことも可能です。
その後DHLでマルタ島まで送ってもらいました。料金は送料含め5万円。事前準備不足で5万円出費は痛い。
ようやく申請完了!
出産から1ヶ月半。ここでようやくマルタへの出生登録が完了。お祝いにこんなギフトも。

長かった道のり。出生証明書は1週間後ほどで郵送されるとのこと。
2週間待っても来ない!
しかし2週間待っても来なく、日本の出生届の3ヶ月という期間が迫ってきている私たちは電話してみました。
もうできてるからマルサのオフィスまで取りに来ればすぐゲットできるよと言われ、ようやく出生証明書をゲット。この時にIDナンバーもゲットしています。
これでようやく日本の出生届を出せる状態に。ここまで2ヶ月かかっています。
どうしてこんなにかかった?
出生証明書をもらうのにどうしてここまでかかったのかというと、理由は大きく二つ。
下調べが足りなかった
これは完全に私たちのせい。当時日本人夫婦でマルタで出産した例を私は知らず、何が必要か何もわかっていなかったから。その時の反省をもとにどなたかの力になればと思い記しています。
大使館ができたばっかりだった
出産と同じタイミングでマルタに大使館ができたため、大使館の職員もどういった書類が必要かなど知識がないようでした。
大使館ができたおかげでローマに行く必要や郵送で送る必要もなくなりましたが、聞いても答えが得られないことは残念でした。ただ出生届の申請が遅れたおかげでマルタで出生届を受理できるようになったのはラッキーです。
また同じタイミングで戸籍謄本も自分の本籍地ではなく、全国どこからでも取れることができるようになったため、これで親の負担も少しは減ったかと思います。
最後に
マルタでの出産後の申請の話をまとめました。マルタに大使館ができたというちょうど良いタイミングで生まれてきてくれた子供に感謝です。


コメント